思索 自然に寄り添う「アニミズム的感性」とは 5月も中頃となり、田植えの季節となりました。 米と水、そして菌。 シンプルな原料を扱う我々酒蔵にとって、この大地と自然のもと、巡り巡って生かされているということを、田植えの始まるこの時期に感じます。 有名な考え方に、「アニミズム(animi... 2021.05.14 思索日本酒
哲学 「円環的時間」を取り戻す 今年も昨年に引き続き、地元の祭りやイベントが無くなった。 コロナ禍は、「季節性を感じる心」を奪う。 日本文化とはなにかを考えるとき、先述したように「自然の尊重」が挙げられるが、 それは「季節(四季)を感じる文化」であるということができる。 ... 2021.05.01 哲学思索
思索 一旦、更新します なかなか更新できずに半年近く経過している。 意外と本ブログを見てくださっていた方がちらほらいらっしゃり、お恥ずかしい限りだ。 ※最近は、こちらで諸々投稿をしている→ SAKE RE100 なので、一旦更新をするべくキーを叩いている。 酒蔵の... 2021.03.14 思索
思索 コロナ禍における、医療と経済の両立 コロナ禍が終わらない。 やや常態化しつつあり、感染者数の日々の発表にも麻痺してきた頃だろうか。 総理の辞意表明に伴うニュースに代替され、街や観光地は緩やかに戻りの兆しを見せてきた。 医療か経済か。 この二択は、この数ヶ月、至るところで耳にす... 2020.09.01 思索
思索 私がゴミ文章を晒す理由 現代哲学は、近代の認識論的転回の時代から、言語論的転回の時代へ移ったと言われる。 「言語が世界を構成する」「異なる言語ゲームは共約不可能」という考えに立ったとき、たとえば日本語のニュアンスや感覚は、およそ母国語話者にしか伝わらない。 第二言... 2020.09.01 思索
思索 「日本酒造り」とはなにか 「日本酒造り」とはなにか いま、SAKEと日本酒は同一ではない、というのが業界の共通認識である。 参考:「日本酒」とはなにか 2015年、国税庁によって日本酒は「原材米に国内産米のみを使い、かつ、日本国内で製造された清酒」という定義がされた... 2020.07.26 思索日本酒
思索 「日本酒」とはなにか 日本酒とはなにか 永らく酒(さけ)と呼ばれてきた「日本酒」は、最近になって明確な定義が要請されてきた。 グローバル化する資本主義経済社会の中で、海外へ向けていかに日本文化を伝えるか。 和食同様、漠然とした生活用語として浸透していた言葉の定義... 2020.07.26 思索日本酒
思索 「和食」とは何か 和食とは何か 日本人ならば当然、「和食」という言葉は知っている。 しかし、明確な定義を答えることはなかなか難しいのではないか。 2013年、「和食」がユネスコ無形文化遺産に登録された。 海外では、「健康食」の如く扱われ、もっぱらその機能性や... 2020.07.26 思索
思索 コロナと自然 コロナに対する人間の無力さ 新型コロナウィルスが「敵」として各国指導者が万策講じる中、 北欧スウェーデンなどをはじめ、「共生」の潮流も発生している。 醸造に携わるものとして、微生物は必須である。 麹菌や酵母など、「目に見えない何ものか」と常... 2020.05.05 思索
思索 酒類製造業のリモートワーク 酒類製造業がリモートワークは果たして可能なのか? 物理的な作業が大半ゆえ、完全リモートワークは残念ながら不可能だが、 醸造管理の一部など、まだまだ工夫できる部分がある。 まずはWifi環境を整備すれば、できることが格段に増える。 システム連... 2020.04.18 思索